「フォーカルポイント」という言葉をご存知でしょうか？建築やインテリア業界ではよく使われる言葉なのですが、このフォーカルポイントを意識した部屋づくり、インテリアコーディネートがされていると、居心地の良さを感じるおしゃれな空間を演出することができます。
今回の特集ではそんなフォーカルポイントの解説とフォーカルポイントにおすすめのインテリアアイテムをご紹介します！
目次
居心地の良い空間づくりに欠かせないフォーカルポイントとは？
建築やインテリア業界でよく使われる言葉「フォーカルポイント」とは無意識に視線が集まる場所のことです。「部屋に入った時にとふと目がいくポイント」それがフォーカルポイントです。
一般的には部屋に入った際の対角線上の壁などがフォーカルポイントになります。そのポイントを整理したり、おしゃれに演出することで、空間全体にメリハリが生まれたり、心地良い印象を与えることができます。またフォーカルポイントは選ぶアイテムやそのサイズ感、カラーを意図することでも作ることができます。
例えば真っ白な空間に赤い花が飾ってあると自然と視線が集まりますよね？フォーカルポイントを作り、その場所に空間のインテリアスタイルを決めるようなデザインや自分のアイデンティティとなるようなオブジェを飾ることで、居心地の良い空間を演出することができます。モデルルームやレストラン、おしゃれだと感じる空間に入った際、その空間のフォーカルポイントを意識して見てみるのも楽しいです。
フォーカルポイントに配置するアイテムとしておすすめなのは、家具やポスターインテリア、ウォールミラーや観葉植物です。今回の特集ではフォーカルポイントに使いやすいおすすめのインテリア、ブランドをご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。
ポスターインテリア①：ライゼ ディッチ アブラハムセン
北欧デンマークの首都コペンハーゲンのローカルアーティストLeise Dich Abrahamsen (ライゼ ディッチ アブラハムセン)。アーティストとしてコペンハーゲンを中心に活動する彼女の作品はペインティングやテキスタイル、コラージュ、オブジェなど多岐に渡ります。父が建築家、母はテキスタイリストと、幼い頃より創作の世界で育った彼女の作り出す世界はまさに天真爛漫。素朴でありながらも色鮮やかな美しさやシンプルなモノクロのグラデーションでその個性的な世界観を作り上げています。「作品の裏側にはその時の経験や発見が隠れている」とライゼ本人が言うように、生活の全てからインスピレーションを受けて創作するポスターアートは、どれもユニークで、力強さ、繊細さを感じることができます。
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ポスターインテリア ②：PAPER COLLECTIVE（ペーパーコレクティブ）
2012年に北欧コペンハーゲンで創立したポスターブランド、PAPER COLLECTIVE（ペーパーコレクティブ）。世界で活躍するグラフィックデザイナーやイラストレーター、アーティストと共に質の高いポスターを製作し続ける北欧のポスターブランドです。PAPER COLLECTIVE（ペーパーコレクティブ）のポスターは日常に溶け込みながらも、インテリアとしてしっかりとした存在感を放つデザインが特徴です。シンプル且つ印象深いデザインで、部屋の雰囲気をワンランクアップします。
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フラワーベース①：HAY ジェシカハンスベース
デザイナー、ジェシカ・ハンスは、2012年にFine Art at Maryland Institute College of Artでテキスタイルデザインと陶芸を専攻し、学士号を取得しました。現在はフィラデルフィアのアーティストスタジオで幅広い専門知識を活かし、米国や海外の顧客向けにセラミックアートなどのプロダクトを制作しています。そんな彼女がデザインするジェシカハンスベースは、フラワーベースながらオブジェのような独創的なデザインをしており、印象的な存在感とやわらかなさを併せ持ち、シンプルな空間とも個性的な空間とも巧く馴染みながら、インテリア空間を補完します。
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フラワーベース②：MENU イシャスベース
試験管からインスピレーションを得た、ガラスとブラスを組み合わせたモダンなフラワーベースです。大きな滴状ガラスは優雅な印象を感じさせ、柱のような形状をした繊細なブラスの脚部は軽やかさと上品さを演出します。イシャスベースの持つ家具やアートにも負けない存在感やインパクト、ユニークなデザインは、現代アートのように空間を飾ります。住宅の玄関やリビングはもちろん、ホテルなどの公共スペースなどでも、個性的なオブジェとして楽しませてくれるフラワーベースです。
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ウォールミラー：MOEBE ウォールミラー
鏡とそれを固定するワイヤーフックのみで構成されたミニマルデザインのウォールミラー。フレームレスのシンプルなデザインはどのような空間にも溶け込みます。場所も取らずインテリアスタイルも選ばないので、住宅のリビングルームやパウダールーム、玄関などはもちろん、店舗や施設など様々な場所でお使い頂けます。
MOEBE ウォールミラーを見る
家具：HAY リザルトチェア
名作チェアの「リザルトチェア」が当時製作を手掛けていたAhrend(アーレンド)社とHAYのコラボによって復刻されました。オランダのミッドセンチュリーを代表するリザルトチェアは、審美性と機能性を兼ね備えることで、使うシーンと目的を選ばない非常に優れたチェアとして存在します。玄関やリビング、廊下にインテリアとして飾りたくなる「椅子好き」にもおすすめの名作チェアです。
